#毎日の日常が大切『100日後に死ぬワニを読んで思うこと』

話題になってる『100日後に死ぬワニ』っという4コマ漫画について少し自分のメモとしてまとめようと思います。

目次

 

この漫画に大して疑問に思ったことからの考察

1. なぜ100日なのか?

少し心理学的な話になりますが、数字にもそれぞれ意味があり、エンジェルナンバーとなるものがあるそうです。100もエンジェルナンバーの一つ。

エンジェルナンバー100は、物事の達成を表現しています。

0は始めと終わりが結びついているためループとなり、無限大の意味を持つ宇宙の類語であるインフィニティも含まれています。

そのため100という数字は、達成される時期というポイントだけではなく、満足した最良の時期が長く続き、良好な心身でいられるという導きです。


出典:最近100という数字が気になる理由と意味とは【エンジェルナンバー】100から分かる解釈とメッセージを知ろう

100は満足を得られる数字なんですね。
100って日にちにすると、だいたい3ヶ月と1週間くらいです。新しい職場に勤め始めても、新しいことを初めても、目標を継続するにしても、「最初の3ヶ月が大切」、「最初の3ヶ月をがんばれ」とか言われます。

なぜ3ヶ月なのか?人は3の倍数の時に心情の変化が現れやすかったり、物事に慣れてきたりする生き物なんです。

勝手な私の結論ですが、

 - 30日だけだと、一瞬で終わり余韻に浸れない。

 - 2ヶ月とか50日だと知ったような気になる、気づきが減る。

 - 3ヶ月以上だと、人は飽きやすい。

しかし!3ヶ月、100日しっかりそのことについて考えたり、触れることでしっかり知り、考えることができるのかと思います。

2. なぜワニなのか?

最初漫画をみた時になぜワニ🐊?っとすごく疑問に思いました。で、今になって思うのは、ワニは陸でも海でも生息でき、肉食で、動物を食べます。どこかの国では人がワニに食べられたりということもあります。

そのためワニは『危険、不安、緊張』といった象徴でもあるそうです。陸に生息しないサメとかに比べるとワニに襲われ命を奪われる可能性が高いということで、生命力を感じやすい動物なんじゃないかと思います。

また、もしこれを人間にしていたら、読者はガチで考えすぎて途中で嫌になるかと思います。私ももしこれが同じ人間で描かれていたらきっと途中で暗い気持ちになっていた気しかしないです。

結論!人間ではなく、動物のワニという生命力を感じれる象徴を主人公にしたあたりもすごく共感が持てるになった一つの要因じゃないかと思いました。

3. なぜここまで爆発的に人気が出たのか?

最初は他の漫画と違う!っとすごく思いました。でもよくよく考えると、他の漫画、例えば!スラムダンクとかONE PEACEとかストーリーの細々したところは分からなくても、だいたいの結論はわかりますよね。「一番になる!」っという大まかな結論です。

この漫画も100日間、どういう風にストーリーが進むのかはわかりません。でも結論は『100日後に死ぬ』というのがわかっています。だから一緒なんです。ではなぜここまで人気になったのか?

内容が「死」を扱っていたからではないでしょうか?「死」は全ての人がいづれ経験する物です。なので自分の今の日常を考えやすいですよね。

この主人公OO日後に死ぬ...今はただテレビ見て笑ってる、告白するか迷ってる、バイトをやめる、自分も同じ境遇にある、ただ違うのはいつ死ぬかが私たちにはわかるということです。では自分はいつ死ぬんだろう。

すごく興味深いですね。

4. なぜ四コマなのか?

4コマだからただの日常を「本当にただの」日常として表せるんだと思います。4コマってストーリーを設計するのがすごく難しいです。(日本の川柳と同じく)でも短いからこそ出てくる味があります。

また、さくっと100日分を読むことができる、振り返れる、自分の一日も考えられるんですよね。そう考えると4コマ漫画考えた人頭いいし、書いてる人もまとめる力あってすごいと思います。

 

全てを読んでみての感想!

100日目読んでの感想は、最後まで心の優しいワニだったな〜っと第一に思いました。またこれは最初に小鳥を助けた時に戻せるのでは?っと。

もし戻せるのであれば、人の人生は同じようなことで笑ったり、泣いたり、迷う物だっと伝えられてる気がします。だからこそ日常が尊い物なんだなっと思いました。

 

人は平等にいつかは死にます。そして、それが明日の可能性も皆平等にあります。でもそう思ってない、忘れているひとに響かせるいい漫画でした。

また、私はこの100日後のワニを今元気な状態で見ることができました。もしかしたら私はこの漫画を見る前に死んでいたのかもしれないっと思うと、もっと毎日を大切に生きないとですね。

 

最後に

以上、またまた長くなってしまいましたが100日後に死ぬワニを全て読み終わって思ったことをまとめてみました。

最近生と死についてよく考えますが、まだまだ生きること、死ぬことって難しいトピックですね...。

とりあえず!ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

それではバイバイでっす!

 

 

 

yoshiko