生き方を物語化することで人を集める
2018年に発売された破天荒フェニックス オンデーズ再生物語を読みました。
この本を読んでやっぱりこれからは人生を物語化し、共有することでファンを増やしていくんだろうなと改めて思いました。
本の主人公であり、オンデーズの社長、田中修治さんはインタビューで、
オンデーズをさらなる人気ブランドにするために、ファンを獲得しよう。そう考えた彼は、汐留や赤坂の大手広告代理店にPRの企画を出すよう持ちかけるのではなく、MacBookを手にカフェやバーにこもって、書き続けるのである。小説を。
とお話されていました。
そしてこう述べます。
『誰もが一冊は、最高に面白い小説をかけると思うんです。二冊は無理だけど、一冊なら、自分の人生をそのまま書き尽くせば面白い読み物になるはずですから。....(省略)。僕とオンデーズの10年を読んでもらうことで、オンデーズのファンを増やしていきたかった。 』
だから彼は経営をそっちのけで多くの人が目を止めて面白い!っと思ってくれるような自分の物語を書いたそうです。(そして実際に私はオンデーズのファンになり、HPでどのメガネにしようか迷っています。笑)
とりあえず、田中さんは自分のオンデーズでの人生をnoteに書くとたちまち出版社から連絡があり、とんとん拍子で書籍化。そして2019年にはドラマ化がされました。
人は色んなコミュニティに属したい傾向があると言います。例えば県人会、部活、趣味の同好会、職業別のコミュニティなど。数え始めると霧がありません。そんなコミュニティは会社にまで及びます。
私もこれから自社のサービス内でコミュニティを作っていきたいと思っています。そのスタートにこの本を読んでいかにして人を集め、人をまとめ、同じ目標を持っていくのかというものを見せられた気がします。
そして今多くのコミュニティでがある中で人々が求めているものは何か...
もちろん情報、そして横との繋がりは大きいかと思います。でも私はそこにもう一つ大切な要素があると考えます。それはコミュニティにいる人の物語です。
人間は基本自分の話をしたいもの。自分をフィーチャーされることで嫌な思いをする人はすっごく深い闇がない限りいないかと思います。
自分の人生に興味を持ってくれるというだけで生きている意味にもなりますし、それが生き様にもなるかと。
結論、人の生き方が人を引きつけ、その人のファンになり、新しい出会いや価値観が生まれます。だからコミュニティでも情報、繋がりというありふれた物だけではなく、人にフォーカスをしたコミュニティ作りが大切になります。
この本から学んだことを自分に生かさせていただきます。そして私も人に面白いと思ってもらえるような人生をもっと送っていき、いつか自分の小説でも出せるような文章をかけるように日々精進していきます。
以上、感想文でした。
それではオンデーズのメガネでも買ってきます!笑
#オンデーズ #破天荒フェニックスオンデーズ再生物語 #人生物語化
では
yoshiko