アメリカ選挙から思う三つのこと

皆さんnewsやテレビ、SNSからアメリカ選挙後のことを知っており、この選挙から思うことも沢山あったと思います。私もありました、その中から思った三つのことを書きます。

1. アメリカ人から見習うこと

まず初めに。アメリカ人の政治に対する意識の高さです。クラスが始まる前からクラス中でも意見を求められたら進んで自分の意見、感情をしっかり理由をつけて表に出していました。これができるのも自国の政治についてしっかり理解しているから。私の友達の多くがアメリカはもう他国のことを批判できないと言っていました。でも私からすると、全国民が選挙をオリンピックを見るかのようにテレビに釘付けになり、この人に大統領になってほしい、理由はこれだ、っとはっきりと言えることはすごいことだと思います。class mateの一人が

「私はvoteに行かなかった人の意味がわからない。理由を聞いたらどっちでもいい、よくわからないからだって。それでもアメリカ国民か?って思った。」と。

でも私からしたらアメリカ人はもっと自分達を誇りに思うべきだと思いました。日本の投票率を見た時、これから日本の社会を発展させて行かなきゃいけない20代が35%。10代の46%にも負けてます。アメリカにいる奴が何いうかって思うかもしれませんが、10代の方がまともに選挙に参加していて、誰でもいい、皆一緒、よくわからないからって自分の意見を決めないのはどうなのか?投票しない一票が多いからこそ選挙という土俵に立つことすらもできない人がいるのに...

なので日本の皆さん、もっと自国の政治に関心を持ちましょう。

 

2. アメリカは一番偏見(差別)がある?

差別というと強すぎるように感じるので、ここでは偏見という言葉を使います。少し意味が違くなるかもしれませんが...

カルフォルニアは本当に人種が多いし観光客も多い、だから偏見は他に比べると少ないかもしれません。でもアメリカ全土で見た場合どうでしょう?今回の選挙結果や選挙後の動向を見ていると、アメリカは一番偏見があり、しているのかなっち思います。アメリカって人種がとにかく多い為、どの人種にも優しいような感じ。でも実際移民による沢山の文化による考え方の違い、能力がある人が入ってくることで、格差が生まれ、それが嫉妬心を呼び、蓋を開けると結構な人が偏見的な目を持っているとわかったのでは?

しかし、アメリカ人がこれに気づいてないことが一番の問題であり、原因なのかと私は思います。自分の偏見心に気づいてなかったから、Trumpさんの偏見じみた言葉達に多くの人が賛同し、今回の選挙結果にアメリカ人の真の考え方がでてきたのかなと思います。

 

3. 抗議=子供への指摘

私はヒラリーさん派でした。選挙が終わっていろんな人の意見を聞いていて、Trumpさんで大丈夫なのかな?っち思うことは実際とても多いです。でももうなってしまったものはしょうがない、抗議してもいいと思うけど、しても意味なくないか?Trumpさんもまだ政治に初心者だから、これから皆一緒によくして言ったらいいんやん!だから何故皆が抗議活動をしているのかが謎で、少し冷めた目で見てました。でもその後色々と考えていると、あることに気づきました。

親は子供が間違ったことをしていると怒り、指摘します。これは子供が自分の行動を見直すためにする行動です。ですがもし親が何もしなかったら子供は間違ったことを正しいと思い、どんどんやってしまいます。

Trumpさんへの抗議活動はこれと同じだと思いました。Trumpさんは偏った意見を持っている、時には正しいかもしれませんが、時には正しくない。ここでTrumpさんに何もいう人がいなかったらTrumpさんは自分の言動を考え直そうともしない。だか国民が子供に間違いを指摘するように行動で示すことで、Trumpさんも自分の行動を見直すことがあるかもしれない。でも国民がしなかったら、何もTrumpさんは考えない。だからこそ抗議活動は大切なのです。

 

まとめ

以上が私の気づき、大切だと思った三つのことです。これから何が起こるかわかりませんが、とりあえず留学生の私も油断はできないことが多くあります。よくアメリカ人に日本に帰りたくなったでしょ?と言われますが、全然思いません。まだまだアメリカでいろんなことを学んでいきたいなと思ってます。

とりあえずいい方向に進んでくれるといいな〜っと楽観的に勉学に励みます。

 

ではでは長々と読んでいただきありがとうございました。

 

 

yoshiko