Startup world cupから学んだ3つのこと

先週の金曜日(3/24)にstartup world cupというイベントがSan Franciscoで行われました!このイベントに参加するには$100以上出さなくてはいけないのですが、私はVolunteerとして参加したので$0ドルでした。その代わり少し仕事をしなくてはいけませんが...

 

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まずstartup world cupとは...

アメリカに本部があるFenox Venture Capitalが主催している大きなstartupイベント。ここでは新しいアイディアを起業家がプレゼンし、投資家や起業家、リサーチャーなどからの質問応答を5分半の間に行う。世界13カ国で予選が行われ、15箇所から代表選ばれ、彼らは最後San Franciscoで行われるFinaleで競い合う。Finaleでは滅多に会うことができない起業家や投資家に会うことができ、優勝者には$1M(一億)が与えられる。

 

私が参加したのはStarup World CupのFinaleで、ここでは最終戦だけではなく有名な起業家によるpresentationやpanel discussion、Demoなども行われた。午前中はvolunteerでpresentationなどを見ることができなかったが、午後の部は見ることができた。

 

私が見たのはDaymond John(FUBUのCEO&Founder)のpresentationと世界16カ国代表のFinale。ここから思ったことや感じたことを書こうと思います。ぺこり

 

Daymond Johnと15のStartupのPresentationから

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  • その国の文化や特徴がPowerPointやpresentationに出ていた

普段大学でpowerpointを作る際は色んな国の人と共同作業なため簡単な背景を使うことが多く、あまり気にしてこなかった。だがこのイベントでは各国からの代表が来る。代表たちは自国で自国の社員と共同して作る。その為その国の文化が見え、どこまでその国では技術が発達しているのかわかり面白かった。また彼らのプロダクトから、今その国ではどんなことが問題になっているかが予測できる為、各国の問題の勉強にもなった。

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  • 成功する起業家は困難にも負けない能力がある

能力というとリーダーシップ、マーケティング、プログラミングというようなものを思い浮かべていた。成功する人たちはもちろん持ち合わせている人も多い。でも彼らは諦めない、興味を持ち続ける、何事にも挑戦する、勇気を持つという能力を持ち合わせている。Daymond Johnも10歳の頃に親が離婚、母親を自分の力で養わなくてはいけなかった。10歳で養うという困難が出てきた時、彼は諦めず自分の服を作るというアイディアを出し、そこに力を注ぎ続けた。もちろん周りの支えもあっただろうが、彼は挑戦し続けた。他の起業家の話を聞いていたも同じようなことが言える。彼らにはそのような能力があるのだ。

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  • 自分の経験、知識、情報を共有する

起業家は競争が激しい。でもそんな中でも彼らは自分たちの情報や知識を他の人に共有し、一緒に上がっていこうとしている。彼らにとってのライバルは自分だから。当たり前のことかもしれないが、これをできない人が多いと感じる...

 

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presentationやFinaleの合間の休み時間から

presentationの合間にfree timeが設けられており、そこでは出席者が挨拶をしあい、ビジネスの話をし、コネクションを作っていた。そこから感じたこと...

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  • 話しかけ、自分を売るのがうまい

初めて会う人の輪の中にもさら〜っと入って"Hii"っと握手。そこから私こういうことしてるんだ、あなたは?...たったこれだけ。簡単そうに見えて意外と難しい。私は最初怖気付いて隣にいる人、目があった人しか話しかけることができなかったが途中から紹介をしてもらうなどして話せた。確かに彼らは仕事としてやっているが、やはりさりげなさが上手く、日本人の「あ、初めまして。ぺこぺこ」感がないのにはアメリカらしいと思った。

  • 皆優しい

私は今後のためのコネクションを作りが一番の目的だった。だけど、ビジネスマン、起業家、投資家が学生相手だと話すことはない。でも話しかけたら色々と教えてくれるし、何かあったら連絡してっと言ってくれる。優しさに頼ってばかりはダメだけど、この優しさのおかげでもっと社会のことを知らなきゃっと思わされた。

  • 仕事じゃなくて楽しんでる

仕事できている人が多いはずだけど、皆他の人の話を真剣に聞いて楽しそうにしていた。起業家はやっぱり自分のやっていることに誇りや自信がある。他の人も新しいアイディアを聞くのを楽しんでいた。

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以上のことから学んだこと

  • 学生でも名刺を作ろう

これはもしかしたら当り前なのかもしれないが、私は学生だから持たないと思っていた。でも持っているとすごく便利で覚えてもらいやすい。だから作ります。

  • 勇気より興味

今まで勇気が一番大切だと思っていたが、興味が一番大切なことだと気づいた。興味があるから色んなことを自然としている。

その人がやっていることに興味を持てば自然と体が動き、いろんな人と話そとする。興味が勇気にもなりそれが情熱にも変わる。その勇気と情熱から人と連絡を取り、イベントにも参加している。そして興味のおかげで勉強して、諦めない。だから興味を持つことが一番大切。

  • 興味を持つには意味付けが必要

どんなに小さなことでも自分なりの意味付けをすれば、興味が出てくる。そして起業家は意味付けがとてもうまい。自分がやっていることが成功する為にいろんなことをする。その中で意味付けが大切で、小さなことも意味付けするくせがついていると思う。だから自分のしていることに意味付けができないと、やっている意味、価値を失って、失敗する。これは起業家だけじゃなくて、一般人の人にも言えることだと感じた。

 

とまあ、こんな感じで思ったことをまとめました。

今回は久しぶりに長かった... サンフランシスコだからこそのイベントに参加でき、珍しい人、有名な人とあえ、話が聞けたことはいい刺激になりました。これからも興味を持ちながらいろんなことを行動にしていって、自分の資産価値を高めたいと思います。

 

読んでくださりありがとうございました。皆さんも一度サンフランシスコに来てみてください。いろんなチャンスが転がっていますよ。日本よりも簡単にそのチャンスが拾えると思います。

 

 

 

yoshiko