「共有」の仕方に重点をおいたVeroという新しいソーシャルメディアの正体
Apple storeで今人気No1のソーシャルメディアアプリのVeroがInstagramをおい負かすのでは?!っとミレニアム世代が騒いでいるのでそのVeroについて説明、ミレニアム世代の視点から評価してみようと思います!
Veroとは...
簡単に説明するとFacebookやInstragramと同じように自分の共有した写真、動画、本、曲、場所、リンクなどをネット上にあげるSNSアプリ。そう言われると、他のSNSと一緒やん?何が違うんと?なんでInstagramを追い負かすと?って思う人もいるかと。
しかし、実は一つだけ大きく違うところが存在する。それは「共有」をもっと簡単に、しっかりと管理できること。これにより自分のプライバシーをもっと守れる。他にも広告機能がないので自分の友達やフォローしている人以外の余計なものが一切入ってこない。(もう一つはストーリー機能がVeroにはない。ここは今はそんなに重要なことではないが。)
文字だけだと何が違うのかを説明をするのが難しいのでアプリ画面と一緒に説明をしていきまっす!
Veroの中身
最初の画面はこんな感じ。すごくシンプルで今までのSNSみたいに明るい色ではなくダークなかっこいい感じだなっという印象。
Sign in はFacebookのアカウントなどと接続することができない。自分の名前とメールアドレス、パスワードなどを打つ必要がある。Veroにはアカウント名がないので打つ必要がない。また上の方にはダイレクトメッセージ機能もついており、友達とチャットをすることもできる(Instagramのdirect messageと変わりない。)
さて、どうやって共有をするのか。下の丸いグリーンプラスボタンを押すと...
上の画面が出てくる。画面を見ての通り、この六つのものが共有できる。まずは写真。
自分のフォトライブラリーに直接繋がり何枚でも選択可能。Instagramと同じように写真の加工や動画の編集もできるので不自由はしない。
次にリンク機能。自分が面白いと思った記事や、画像、動画のリンクなど全てを検索でき、共有できる。
他にも自分の好きな曲を共有でき、友達は皆Vero上で聞くことができる。また、映画も本も検索すれば全部出てくるので自分が見たもの、読んだもの、好きなものをすぐに探し出せる。
他にも自分が今いる場所の共有も可能。自分で写真を取っていなくても、検索機能で良い写真を持ってくることができる。
と、まあこんな感じで使い方はすごく簡単!では、ここから「共有」の何が違うのか!を解説。
共有の仕方のここが違う!
例えば曲を共有することにしよう。最近すごくハマってるRADWIMPSさんの曲を選択。ここではオススメするか、オススメしないか、視聴するかという項目を選択できる。本の場合は今読んでいる、読み終わった、などの項目も出てくる。
コメントをし終わったら、右上のNextボタンを押す。すると、
以下の四つのカテゴリーが表示される。
- ダイヤモンド – Close Friends (すごく親しい友達)
- 人マーク – Friends (普通の友達)
- 握手マーク – Acquaintances (顔見知り、知り合い)
- 望遠鏡マーク – Followers (フォロワー)
これを選択し、共有することで選択した人たちにしか共有されない。
これだけじゃない!
自分プロフィール写真すらもすごく親しい友達、普通の友達、知り合いの三つに分けることができる。
すごく親しい友達の時はおちゃらけた写真、普通の友達は犬の写真、知り合いには何も表示しないということもできるのだ。これは面白い。確かに身内にしかわからない、共有したくない写真をプロフィール写真にしたくなることもある。
さらに。友達から申請が来たら、その人をこの3つの(Close friends, Friends, Acquaintances)カテゴリーに分類することが可能。
いちいちめんどくさいかもしれないが、こういうこともしっかりやることは大切な時代になって来たので、自分の今を共有するにもこうやって自分の友達を分けられるのはすごく良い。
今回は友達申請の仕方などはInstagramとほぼ同じなので省かせてもらいます。ぺこり
Veroの共有機能を体験してみて
確かに自分で共有できる人、できない人を選んだり、共有に制限をつけポストするという点は良い。もし嫌いな人がいればなるべく見れないようにできるから。それに、特定の人にだけシェアしたいと今のSNSにはないニーズに上手に答えられており面白い。プライバシーを考え始めるミレニアム世代からすると安心のSNSかもしれない!
Veroに関する面白い事実
Veroは2015年からApple Storeにあった。その後Androidでも使用できるようになり、最近になって一気に人気が爆発。2018年2月中旬までは150Kダウンロードだったが、中旬から3月はじめにかけて3Mダウンロードという驚異的な伸びの数字を獲得。
Generation Z世代が多いのかと思えば、使用している年代は20~40代のミレニアム世代以降の人たちが多い。この大人な落ち着いたダークなUIもそうだが、共有機能の安全性から、ミレニアム世代が食いついたのかもしれない。
まとめ
このVeroは本当に最近爆発しているもので、すごく面白い。また違う時に、ビジネスの観点でVeroを使ってブログを書こうと思いまっす。
今までのソーシャルメディアとはまた違ったアプリですので、皆さんも触ってみるのは面白いかと思います!これはまたUIなどのデザインも変わってくるのでは?っという感じがしました。うむ
それでは今回はこの辺で。
ではでは〜
yoshiko
ちなみに...
Generation Z世代とは...
1990年の後半から2005年ごろに生まれ、今現在ティーンエイジャーにさしかかっている世代のこと。日本語ではZ世代というそう。このGen Z世代の購買力はアメリカで440億ドルにも達したと言われている。ということは、どの企業もこの世代が何を欲しがっているのか、どのような思考なのかを知ることが成長戦略、マーケティング戦略を考えるのに必要な鍵となっている。
参考にした記事
Veroは“友だち”の概念をリアルに現実的にしたいと志向するアンチFacebookの新型SNS | TechCrunch Japan