生き方、死に方、生き様、死に様

2018年の年末に日本に帰っていたら、年始から面白い話をきけたのでシェアしようと思います。

 

質問です。

「生き方」、「死に方」、「生き様」、「死に様」の違いは?

 

............意外と難しいんですよね、これが。

私の友達(K)と考え、私たちが出した答えはこちら。

 

「生き方」と「死に方」は自分の口で自分の言葉で説明できるもの。
「生き様」と「死に様」は人が背中で、行動で示すもの。だから言葉では語れない。

Kと私はこれだ!っと納得しました。でもこの回答には説明ができていない点がいくつがありました。その一つに....

「生き方」と「生き様」、「死に方」と「死に様」の違いは説明している。しかし、「生き方」と「死に方」、「生き様」と「死に様」の説明はできていない。

 

え、できてるじゃん?って思う人もいると思います。でも「生き様」と「死に様」って何が違うんでしょうか?私とKの答えじゃ説明不足なんです。

 

国語辞典で調べてみると...

生き方・・・生活の方法。

死に方・・・死ぬ方法。

生き様・・・生きて行くありさま。

死に様・・・死ぬときのありさま。

 

このように出てきました。まあ、その通りだと思うし、国語辞典が説明してくれてるじゃん?って思う人も多いと思います。でも皆さん「生き方」という言葉を「生活の方法」という意味で使用してます?「生き様」と同じような意味で使用してますよね?死に様ってじゃあいつからいつ?自分で言っていた死に方と同じ死に方ができたとしたら死に様ってなに?

 

このようにいろんな疑問が出て来ます。また、この四つの言葉を使っている文章を考えた時、説明がすごく難しいんです。

 

しかし、そのもやもやが取れる回答を聞きました。

少し前までは医療の発展はまだまだでした。自分の子供に障害があることがわかりませんでした。しかし今はDNAからデータから早い段階でわかるように発展しました。またこれからも医療はどんどん発展していき、自分の精子、卵子を作れるようになるかもしれない、体外受精が当たり前になり、今では考えられない別次元の出産ができるようになるかもしれない...

 

そんな世の中になった今だから「生き方」「死に方」「生き様」「死に様」の説明がしっかりできるようになったと私の知人は言います。

 

私が面白いと思った回答

生き方・・・親が子供の人生を選択でき、人の人生は周りの環境で変化する。
DNAから自分の子供がどんな子かわかるからこそ、親がその子を産むか産まないかという決断をできるようになった。その子供の『生』を親が判断している。=生き方を親が決めている。またその人の周りの環境もその人の生き方を決める。これが生き方。

 

死に方・・・生前に自分で死ぬ方法を決めること(自殺という意味ではない)。
もしある病気になっても呼吸器をつけなくていいとか、すぐに入院させろっとか、ガンの薬はいらないとか... 自分の家族に、友達に自分が病気になった時の治療法を伝えること。他にも自宅で葬儀をしてほしいとか、お墓はどこどこにっとか。これが死に方。

 

生き方の意味は今の医療の時代だからこその答えだと思った。そして...

 

生き様・・・自分が生まれて結婚してもしなくても、自分の子供ができるまでの自分の人生のこと。
子供が生まれるまでは自分の人生は自分と両親、周りの人のもの。(一般的に)先に逝ってしまう両親だけでなく、友達に、親戚に、自分はあなたのおかげで今こうやっていきてるよ、こんな環境だけど頑張ってるよっと見せる。自分のために精一杯生きること。それが生き様。

 

死に様・・・子供が生まれてから死ぬまでのこと。
子供が生まれると自分の人生の半分以上が子供に捧げられる。=自分だけじゃなくて、子供のために自分の考え、行動を残しながらいきていくこと。これが死に様。

 

私の日本語で、説明で納得できなかった方はすみません。理解して頂けたなら、どうでしたか?確かにっと納得できる部分もあれば、うーんっとなる部分もあるかもしれません。でも今だからこそなのかなっという風な回答で面白かったので書いて見ました。

 

回答にはいろんな答えがあると思います。あなたの回答はどんな回答ですか?

 

 

ではまた面白い話を聞いたらシェアします。

 

 

 

 

yoshiko