投資家になるために知っておくべきこと – Y Combinator Startup Investor Schoolで学んだこと - [第四弾 - 最終弾]
はい、最終回の第四弾です!今までお付き合いいただきありがとうございました。とお礼をいう前に、本題ですね。ほい。では、今回はmeetingと投資を決めるプロセスをDalton氏がまとめて講義をしてくださいましたのでメモメモ。
CEO(Founder)と話すプロセス、Final Decisionを決めるプロセス by Dalton Caldwell*
*Dalton Caldwell ー App.netとimeem.incという会社のFounderを経て、Y Combinatorのパートナーになった。現在はパートナーとして複数のスタートアップのアドバイザー。
「初めから投資したいと思うような会社にはなかなか出会えません。色んな会社にあって自分の目や直感でこの会社に投資したいとわかるようになります。なので片っ端から会うのもありかもしれません。しかし、一番手取り早いのはスタートアップ育成プログラムに当たることです。」
シリコンバレーには沢山の育成プログラムがあります!(例えばY Combinator, 500 Startups, HTC, BoostVC...etc)ではどれほど会うのが良いでしょうか?
人それぞれですので答えはありません!ただ、例をあげるなら...
「年間に$50kの投資を10社にしたい場合。
Batchごとに5社ターゲットを事前に決めておきます。その後、Batchのdemoを見に行き、ターゲット5社を中心に、20社程とその場で話をします(プラスここには多くの投資家がいるのでコネクションづくりにも最高の場所なのです!)。後日、その中のお気に入り5社と改めてmeetingをすると良いです。この5社に投資をするかしないかは個人の自由ですが、沢山の会社と会い、話をすることで自分の投資の価値観も変わったり、新しい情報が入ってくるのでいい機会になります。」
1日で20社も見れる機会はなっかなかありません。誰かに紹介してもらったり、自分でAngellistからmeetingを獲得するよりはるかに効率が良いんです!(Angellistには時々誰も目をつけていない良い会社が隠れているのでバカにはできませんが!)
Final Decisionの決め方は投資家によって変わる!何を重点に見るのか?
- How important is the team? (チームが大切?)
- How important is the market size? (マーケットサイズが大切?)
- How important is traction? (トラクションが大切?)
- How important is your personal expertise in the market? (マーケットの専門知識を持っているかが大切?)
「色んな投資家がいて、色んな投資の仕方があり、色んな基準で投資が進んでいることを理解しておくことは大切です!これを理解していない投資家は、一番最初のSam Altman氏が言っていた通り、人やグループに合わせようとするからです。」ですので自分のプロセス、価値観、考え方に自信を持つことは投資家をする上で大切なのかもしれません!もちろん人の意見を全てシャットダウンするのはよくないですが...笑
また中には会社に会わずに決める人もいるそうですが、Dalton氏は会うことを力強く勧めていました。会って話すのとInvestor deckを見るだけでは中身の見え方がまるで違うそうです。私自身もここ三週間程で嫌というほど感じました。
Investor deckを見たときは一応話を聞いてみようかな?という感じだったのですが、話すとすごく面白い!っという会社は隠れています。また会うことで自分が投資をする際の自信に繋がるとも思います。
また、meetingをする際になかなか日程が合わせられない、返事が来ないのはダメなサイン!メールのやり取りから双方のコミュニケーションは始まっていますので皆さんもメールのやりとりには気をつけてください!
ではではmeetingで実際に何を聞くのか? (順番は関係ない)
・何をしているのか、なぜしようと思ったか
・チームにはどんな人がいるのか(その分野の専門家がいるか?アドバイザーは?)
・どんな成果がすでにあるのか(ユーザー数、顧客数、パートナ数、利益...etc)
・すでにどれだけの投資を得ているのか
「彼らが主役のミーティングですが、インタビューではありません。一種の会話として話すことでFounderもいろんな話をしてくれます。また、話している最中に携帯を見たりなどの行動はあまりいい風に見られないので皆さんも気をつけてください!
また、スタートアップの事業内容を聞くだけではなく、そのFounderの話し方、話す内容からその会社を見極めていくことも大切です。」
Meeting後のフォローアップ?
「面白い会社は一回のmeetingじゃわからないことはいっぱいあります。その後のフォローアップでは自分の不安、もっと深いデータを聞きたかったらどんどん聞いてください。またもう一度違うFounderとmeetingをしてもいいですし、どんどん不安要素を取り除きましょう。Startup自体も資金調達の為に情報は出してくれます!」
投資をすると決めたら...
- すぐに伝えちゃんとしたフォームで手際よく順序よく投資を進めましょう!Startupは自社のプロダクトに集中したい為、資金調達などで時間はあまり取られたくないものです。
投資を見送るとしたら... (100中98回はNoというと思っておく)
- Meeting後に何も言わずに連絡を取らないのではなく、しっかりと理由をつけて見送る旨を伝えることが大切です。これが今後の自分の評価や信頼に繋がり、人からの紹介が増える可能性があります!
以上が今回私がYSCICで学んだことです。プラス最近のインターンから学んだこと、感じたことも含まれていますが。笑
私のような駆け出し投資家インターン生やこれから事業を始める方が少しでも知識を得れたなら私も書いた甲斐があります。長かったこのブログを読んでいただきありがとうございました。ぺこり
投資家になるために知っておくべきこと – Y Combinator Startup Investor Schoolで学んだこと - [第三弾]
第三弾は投資家になるには知っておいたほうがいい知識、単語についてまとめました!スタートアップを始める人にとっても知っておかなくてはいけない言葉が多く存在しますので、そういう人の基礎知識としてインプットされると有難や〜です!
(エンジェル)投資のいろは by Carolynn Levy & Kirsty Nathoo*
*Carolynn Levy ー Y CombinatorのGeneral Counsel。Kirsty Nathoo ー Y CombinatorのCFO
投資が決まったらConvertible NoteやSAFEという契約書で投資家とStartupのFounderは投資の契約をします。そこで!
Convertible Note(CN)とはなんぞや?という疑問が出てくると思います。
- 簡単にいうと転換社債(債券を株式に変えることができる債券のこと)です!ローンとしてお金を貸し、その後資金調達をする際はそのローンを優先株に転換することができます。これは借金の一部になるため利子 (Interest rate) や返済期限 (Due date) などが存在します。多くのStartupや投資家がこれを使用して資金調達や投資を行なっており、主に2通りの転換方法があります。
- 全ての社債が次の資金調達時に発行される優先株式(Preferrd Stock)に転換。
- Discountで定めた部分は普通株式(Common Stock)に転換され、その他の部分は優先株式(Preferred Stock)に転換。
しかーし、このCNは時間とコストがかかる為、Y Combinatorや500 Startupsは自社でもっと簡易的な投資スキームを作成しました。今現在は多くの投資家やStartupがそれを利用して資金調達を行なっています。クラスの主催はY CombinatorでしたのでSAFEについて詳しく説明します。(500 StartupsはKISSというConvertible Equityを作成しました。KISSが気になる方はこちらを参照 してください!)
出ました、SAFEとはなんぞや?
2013年にY Combinatorが公開したエンジェル投資用テンプレートであり、Convertible Noteの代替として作成されたものです。SAFEの略はSimple Agreement for Future Equityで、(Google翻訳とかで)直訳すると「将来の株式のための簡単な契約書」です。CNは借金ですが、SAFEは借金でも株式でもなく、CNよりさらに事務作業が簡単なったCNの改良版です、スタートアップと投資家はこれに名前と数字を書き込むだけで資金調達、また投資が完了します。スタートアップにとっても投資家にとっても弁護士費用と時間が大幅に削減されるという優れものなのです!たら〜
SAFEには4つの種類があります。
- Cap, No discount - 企業価値の上限が決まっているが、割引がない(これが一番スタンダードなもの)
- Discount, No cap - 企業価値の上限が決まっていないが、割引があるもの(交渉次第ですが、基本10-20% 割引)
- Cap, Discount - 企業価値の上限も決まっており、割引もある
- MFN (most favored nation), No cap, No discount - 企業価値の上限も割引も無し
とりあえず知って置かなきゃいけない用語!
Valuation
- これは資金調達をする前に決める会社の時価総額のこと。Early-stageのスタートアップは早すぎて決めるのが難しい為、これを決めないことが多いそうです。
Valuation Cap
- これは現在の会社の価値ではなく、企業価値の上限です。これを設定しておくことで、Early-stageの投資家が次の優先株による資金調達が起こった際に、どれだけ他の投資家よりも有利な条件で優先株を発行してもらえるかが決まります。
(例えば... ある会社の上限を3億と設定します。その後その会社が成功し、企業価値が30億の時に追加投資をすることになっても企業価値の上限を3億円に設定してましたので、換算をすると他の投資家よりも1/10の値段で優先株を発行してもらうことができるんです!たったら〜)
Discount
- 割引です、はい。笑 優先株での資金調達が起こる際、Early-stageの投資家は10%-20%安く次の投資家よりも優先株を得ることができますよ〜、また安く投資を行うことができますよ〜っというものです。
Bridge (=Bridge Finance)
- ブリッジファイナンス=つなぎ融資。次のラウンドに行くまでの短期融資のことです!
Cap table
- ”各ラウンド(増資)毎における株主とその保有株式数・保有割合および株価(バリュエーション)、の推移を一覧にまとめた表。” (引用情報元:
もっと詳しく知りたい人はBizLowInfo.jpというブログサイトのConvertible Note/Convertible Equityのキホンを1-8まで読むともう完璧です。このサイトはシリコンバレーのスタートアップ、投資関係について三人の弁護士がゆるーく書いてくださっています。たとえも読みやすくおすすめです!
投資後のスタートアップの道はいくつある?
投資家にとって喜ばしいケースはこちら!(Exit: イグジット)
- IPO(上場)
- 上場し、自分の株式を売却することで利益を得ることです!
- Merger / Acquisition(M&A: 会社売却)
- 似た事業会社が合併することや、ある会社が他の企業を買収することで一つの事業を目標を達成することです!
投資家が陥りたくないケースはこちら...
- Acqui-hire(アクアハイヤー)
- 事業継続とこれ以上資金調達が困難になった際に、優秀な経営陣やエンジニアなどの人材を獲得するための買収が行われること...
- Dissolution(事業をたたむこと)
- 資金調達ができず、これ以上事業を続けて行くことが困難になり、廃業すること...
どちらに転ぶかわからないケース
- Pivot(方向転換、事業転換)
- 事業を成功させるために方向性を変えたり、事業内容そのものを変更すること!
はい、今回も長かったですね。ふぅ
とりあえず、次回が最後になります!最後は実際にStartupとmeetingをする際、どのようなことを聞いたりするのかというプロセスについてまとめて終わりたいと思います!ではでは〜
投資家になるために知っておくべきこと – Y Combinator Startup Investor Schoolで学んだこと - [第二弾]
はい、第二弾です。今回は少し短めです!
前回、Sam Altman氏は投資を決める基準という観点から、チームの重要性、どれだけ自分が関わりたいのかを強調していました。しかし、Elad Gill氏*が説明してくださった成功する会社を見つける決定要因がSam氏のポイントとは違っていましたのでそちらをまとめます。
*Elad Gill ー グーグル退社後、ツイッターでVice-presidentを勤め、その後Color Genomicsという会社を設立。Color GenomicsでCo-Founderを勤めながら他のスタートアップの支援に従事。
どうやって成功する会社を見つけだすか by Elad Gill
「成功する会社を見つけるのと、投資をしたい会社を見つけるのは少し違います。では、成功する会社を見るとき、何が投資をしたいという決定要因になるのでしょうか?
チーム?マーケット?運?流行りの最先端をいく人?
答えはもちろんマーケットです。
1にマーケット
2にマーケット
3にチーム
4にその会社のためにどれだけ時間を犠牲にできるか(これはSam Altman氏と同じ)」
Rachleff's Lawという法則をご存知ですか?
マーケットとチームのどちらかがダメならその事業はダメになるというものです。なぜなら全てマーケットに負けてしまうんです。どーん
Terrible market (X) + Great team (O) => Market wins
Great market (O) + Terrible team (X) => Market wins
Great market (O) + Great team (O) => Magic!!!
マーケットを見るには...
- 自分または、自分の会社が実際に使おうと思えるか
- なぜ今なのか?5年後、10年後にどれだけ大きくなっているのか
- 大企業が着目し始めているか、すでに使っているか
- どれだけのニーズが存在するのか、ニーズの大きさは?
- どの年代に着目しているのか
Elad Gill氏曰く、マーケットと言う言葉には二つの意味があります。それはニーズと市場です。ニーズがあって初めて市場が作られます。しかし、もし一つでもニッチな世界で売れたらそれは市場があると言うことにもなります。この二つを合わせたマーケットをどうやって見極めるか、ということが大切であり、見間違えるとどんなにいいチームでも事業は沈んでしまいます。大きなニーズをいかに掴んでいるか、また小さなニーズをどうやって大きくしようとするのか、どのように戦おうとしているのかが重要になってくるそうです。
彼が最後に言っていた言葉で心にポトンッと落ちた言葉があったので、書き留めておきます。
“You cannot create a technology wave, but you can surf one”
「あなた一人がテクノロジーの波を作ることはできない(難しい)、でもその波にのることはできる」
これはまさしくマーケットに繋がる言葉だなっと思ったと同時に、小さなテクノロジーにいかに消費者が心を動かされるのか、動かせるチームなのかが鍵ともなると思いました。
また、日本の流行りを追う、作る女子大生や女子高生、インスタグラマーはある意味波を作っている人たちなのだと思うとすごいですね。笑
投資家になるために知っておくべきこと – Y Combinator Startup Investor Schoolで学んだこと - [第一弾]
こんにちわ。2018年1月後半からGREE VR Capital(GFR Fund)でAnalystとして7月中旬までの半年間、インターンをさせて頂いている溝口です。約5ヶ月がたったのですが、まだまだ学ぶことが多いインターン生活を送っています!そんな中、3月頭にY Combinator Startup Investor School (略してYCSIS)というクラスが四日間開催されました。このクラスは
- すでに投資家として活動をしており、他の投資家と知り合いたい人
- 今からエンジェルとして投資を始めたい人
- 投資家のことを知りたい人(Startup)
- 私のような駆け出し投資家インターンや学生
というように様々な人が受けられるものです!トータルで200人くらいは来ていたのではないかと...?オンラインでも受けれたクラスですのでトータル300はいたかもしれませんが。
YCSISのメイン講師はGeoff Ralstonでした。彼はY Combinatorのパートナーであり、Imagine K12というスタートアップアクセラレーターのFounderです。彼はY Combinatorのブログで、
「多様で優秀なSeed Investorが増えれば、その分Startupが成功する機会が増える。また多様なInvestor同士が交わることで、Startup周辺の環境がいい風に変化する。これにより、Startupが活躍できる可能性が高まり、更に多くのイノベーションが生まれ、世界がどんどん便利になっていくと我々(Y Combinator)は信じている。」
と、このクラスを始めた理由を述べていました。彼の言う通り、スタートアップをサポートができる幅広い知見を持った投資家が増えれば、Startupが成功する可能性もより高くなるかもしれません。
今までStartupのFounderのためのYC Startup Schoolは開催されていましたが、投資家のためのInvestor Schoolはありませんでした。第一回目となるInvestor Schoolに参加したので、どんなクラスの内容だったのかを自分のためのアウトプットと同時に、私のような駆け出しインターン生などの役に立てたら嬉しい限りです!また全部で四回のブログに分けて書いてますので、最後までお付き合いいただけると尚嬉しいです!それでは第一弾始まり始まり〜
(エンジェル)投資家になるたるために頭に入れておくこと by Sam Altman*
*Sam Altman ー Y CombinatorのPresidentでありOpenAIのco-chairmanを勤めている。スタートアップ業界では有名人。彼のポートフォリオには35社あり、うち8社はExitしている。
「良い投資家は投資を楽しみ、未来を作る手伝いをしており、そんな投資家はリターンが大きくなります。時には失敗をしますが、そこから学ぶことの方が多く満足度も高いです。」
彼は投資を始める人が誤解していることが二つあると指摘していました。
誤解その1
- 他の投資家の考えを気にしすぎること(80%の投資家が皆と同じ所に投資をしたがるそうです。)
誤解その2
- べき乗則 をしっかりと理解できてない
この二つからSamがまとめたこと、それは...
「8割に入るのではなく2割に入ること」
「人は失敗ではなく成功を見る傾向にあります。だからいくつ失敗しても良いんです。他の投資家が投資しているから自分も投資するんではなく、自分の感性、自分の考えで投資をすることがStartup周辺の環境を変え、イノベーションが起こりやすい環境が生まれるんです。」
いい投資案件を見つけるために必要なこと
- 一番効果的なのは大きなaccelaratorや投資企業の人と仲良くなることです。(シリコンバレーで言うシリコンバレー村にいかに溶け込むか、入り込むかが鍵となるのは皆さんもご存知だと思いますが、これがすごく大変です...。)
- 自分の価値をあげる
- 仲良くなっても、次に大切なのが、投資家としての自分の評価です。良い投資家にはいい会社や案件を紹介したくなるし、スタートアップにもあの投資家は良い投資家だよっとタレコミが流れるのは当然のことです。私自身インターンをやっていてすごく思うのは「自分の価値 =(投資する分野、Startupに貢献できる)知識の量」という方程式が成り立つということをつくづく感じます。(勉強しろってことですね、はい。)
- 数多くのネットワークコミュニティで人とあうこと
- 新しいStartupはいろんな投資家と会おうとするので、meetupなどには沢山います!多くの知識をインプット、アウトプットするいい機会にもなりますので皆さんにもmeetupに行くことをオススメします。
投資をしたい会社を見つける基準
- 投資家は人を、チームをみる
- 多くの投資家が自分が投資をしてその後ビジネスを助けたいか、一緒に仕事をしたいと思える相手か、を見ています!
- 現在のマーケットサイズはあまり気にしすぎなくても良い
- 現在の大企業の中にも、10年前のマーケットサイズが大きくなかった企業は多くありました。そのため、企業のマーケットサイズが10年後にどうなっているかを考える方が大切です。
- リアルトレンドとフェイクトレンドを見極める
- 2015年にVRがこれからくるよっと予言していた人達の何割の人が口だけではなく、実際にVR Headsetを買い、ヘビーユーザーとして使用していたでしょうか?口だけではなく、彼らが本当にヘビーユーザーとしてサービスを利用し始めた時、それははじめてリアルトレンドとなります。
- 良いアイディアは一見悪いアイディアのように見える
- reddit が良い例ーー(日本でいう2チャンネルに似ているもの)人のリンクで他のユーザーが議論をしたり、ボケたりする場所ーー。はじめにredditが出てきたときは皆バカじゃないの?という評価だったそうです。しかし急成長の後、Condé Nast に買収されました。
- 良い会社は良いプロダクトを常に提供している(前に、新しい世界に進もうといている)
- Appleの創業者であるスティーブジョブスは、人々に新鮮で、革新的、また今までにない良いプロダクトを常に提供しようとしていました。
最後にSam Altmanが次の言葉で締めくくっていました。
"I see something that no one else did"
「私は他人が見ないところをみる。」この言葉には賛否両論あるかと思います。しかし過去に成功したスタートアップの多くが最初は投資委員会や多くの人から理解されず、否定されたものであったことを考えるとこの言葉を最後に持ってきた理由がわかる気がしました。
第一弾を最後まで読んでいただきありがとうございます!第二弾続きまっす。ぺこり
AR Online Pitch Eventを目前にして思ったことを書き起こすの巻
久々の投稿です。本当は大きい投稿をだだん!っとする予定がズルズルと引きずって今になってます。もう少ししたら大きいのを投稿する予定ですのでそちらもみていただけると幸いです!
しかーし、その前に...!
5月22日に私が今インターンをさせて頂いているGFR Fundが共同主催するGlobal AR Online Pitch Eventがあります。Eventを前にして今回学んだことや思ったことなどを書き残そうと思います。
Global AR Online Pitch Eventとは...
GREE VR Capital Inc (GFR Fund)がThe VR FundとSuper Venture Fundと共同で開催する世界で唯一のARピッチイベント。世界中のAR会社が応募可能で、40人以上のARに熱い投資家が参加する。世界中からARに特化している会社が応募してくるというのも得業だが、最大の特徴はオンラインだということ。オンラインにすることで世界中の誰もが場所とお金をすることなく平等に参加資格がある。
このイベントがしっかり動き始めたのはおよそ五週間前。この五週間は怒涛のような忙しさでしたが学ぶことが沢山ありました。
5週間前...
五週間前にGFRのウェブ上にブログをポストしそこから全ては始まりました。しかし2週間たってもあまり会社は入って来ず全世界から80社しかありませんでした。この週はどうやってアプリケーションを増やせるかを模索しながらゆっくりとタスクをこなしていました。
3週間前...
その後PR会社に手伝ってもらいきちんとした記事にしVenture BeatやUploadなどのニュースに流したことで応募締め切り前5日で160社もの応募がありました。合計240社が応募したことになるのですが、これが頭をフルスピードに使う怒涛の日の始まりでした。
三社で共同主催をしていたのですが、240社を見るのは主に二人。私と私のマネージャーです。初めに全ての会社に目を通し、面白そうな会社をピックアップしていきます。
この時点で240社から130社に振り落としました。ここからが本番。130社と一社ずつMeetingをしていきます。この際に使用したのはScheduleOnce。これはGoogleカレンダー、Zoomと連携しているので自分の可能なmeeting時間を指定しておけばあとは全てvideo meetingを設定し、メールも送信してくれます。そのため私専用のURLを送信すればあとは勝手にmeetingがGoogleカレンダーに入ります。
勝手にmeetingが入るのはすごく気持ちいいのですが、一つ失敗がありました。自分の日程に一切Free timeを入れてなかったんです。とほほ...
それによって一日のスケジュールはほぼmeetingで埋め尽くされ、meeting後に会社のまとめを書くのも必死という状態。プラスAR会社ではあるもののEnterteinmentやTool、Hardwareなど様々な分野の会社がこぞって応募してきていましたので頭を切り替えるのがまあ大変でした。
2週間前...
とまあ130社とのmeetingを二人で終わらせそこからPre-finalistsを絞っていきました。Pre-finalistは130社中21社。この21社の情報をGoogle Formにまとめ40+の投資家に送り、投票をしてもらいFinalistを8社に絞りました。(詳しい記事はこちら)
ここから投資家の中からMentorを8人ボランティアとしてしてもらい、Finalist8社とMentor8人を繋げます。繋げたあとは、一息つけるかと思っていましたがそうでもありません...笑
1週間前...
イベントの予定を決めたり、何を使ってOnlineカンファレンスをするのか、またMentorとFinalistがうまくコミュニケーションできているのかも確認。他にも細々と出てきて、To Do Litstが減るということを知りません状態。あと二日という状態ですが、まだロゴも集め終わっていませんし、DeckやVideoも集まっておらず大丈夫なのか?という感じです。なんとかしますが...笑
イベントの意図
このイベントを開催する意味は色々と戦略的な狙いもあります。
1. まず初めに今まで疎遠だった投資家とまた繋がることができ、ここから新たに関係を見直すこともできます。
2. 知らなかったら新しい投資家と繋がる機会にもなります。
3. 私たちがいいDealを紹介できれば向こうからいいDealを紹介してくれるかもしれません。
4. シリコンバレー村に溶け込むチャンス、またGFRという名前を売るチャンスにもなります。
5. 自動的に240社ものDealを手に入れることもできました!
6. 今ARの会社で240社ものデータを持っているのはGFRだけになると思います。これにより、他の会社よりもARに関して詳しいということが証明されます。
何かをするにしても意図を明確にすることでいろんなPositiveポイントがあるんです!
素敵。パチパチ
以上から学んだこと、わかったこと
- いかに効率的に、作業をするのか(オーガナイズの仕方)
- 順番よく作業をしないと時間の無駄を作ってしまうこと
- 仕事を効率化するためのいろんなツールがこの世には多く存在しており、しっかりと選ぶと仕事がすごく捗る
- ARや新しいテクノロジーはアメリカの西海岸ですごく発達している
- 240社全ての統計を出してみたところ、半分がアメリカからの応募。この結果からまだまだアメリカがAR業界を引っ張って行っている、盛り上がっていることが伺える
- イスラエルやインドなどの国も多く、ITに力を入れていることが伝わってきました
- 分野的にはEntertainmentやgameなどが多く、Consumer向けアプリが目立ちました。これから言えることは、ARKitやARCoreの存在がAR業界を盛り上げたと言っても辻褄が合います
- またARのhardwareは少し難しい業界であり、区別がしずらい。笑
- アプリケーションを出す際は期日前にはしっかりと出すこと!これは本当に思います。期日ギリギリで出されると見る方も適当になってしまう可能性があるから
- Investor Deckがいかにみやすくわかりやすいか、また自分のプロダクトをわかりやすく紹介している動画は投資家の心をキャッチしやすい
- ARにもBlockchainが絡んできていたりとARにも多くの可能性が潜んでいる
- 今回のアプリケーションの中にアジアが少なく、中国がいなかったことに驚いた
他にもあると思うのでまた思い出したら付け足そうと思いますが、今回はこんな感じでした!あと1日しかありませんが、できることを最後までやり22日を迎えたいと思います。
yoshiko
「共有」の仕方に重点をおいたVeroという新しいソーシャルメディアの正体
Apple storeで今人気No1のソーシャルメディアアプリのVeroがInstagramをおい負かすのでは?!っとミレニアム世代が騒いでいるのでそのVeroについて説明、ミレニアム世代の視点から評価してみようと思います!
Veroとは...
簡単に説明するとFacebookやInstragramと同じように自分の共有した写真、動画、本、曲、場所、リンクなどをネット上にあげるSNSアプリ。そう言われると、他のSNSと一緒やん?何が違うんと?なんでInstagramを追い負かすと?って思う人もいるかと。
しかし、実は一つだけ大きく違うところが存在する。それは「共有」をもっと簡単に、しっかりと管理できること。これにより自分のプライバシーをもっと守れる。他にも広告機能がないので自分の友達やフォローしている人以外の余計なものが一切入ってこない。(もう一つはストーリー機能がVeroにはない。ここは今はそんなに重要なことではないが。)
文字だけだと何が違うのかを説明をするのが難しいのでアプリ画面と一緒に説明をしていきまっす!
Veroの中身
最初の画面はこんな感じ。すごくシンプルで今までのSNSみたいに明るい色ではなくダークなかっこいい感じだなっという印象。
Sign in はFacebookのアカウントなどと接続することができない。自分の名前とメールアドレス、パスワードなどを打つ必要がある。Veroにはアカウント名がないので打つ必要がない。また上の方にはダイレクトメッセージ機能もついており、友達とチャットをすることもできる(Instagramのdirect messageと変わりない。)
さて、どうやって共有をするのか。下の丸いグリーンプラスボタンを押すと...
上の画面が出てくる。画面を見ての通り、この六つのものが共有できる。まずは写真。
自分のフォトライブラリーに直接繋がり何枚でも選択可能。Instagramと同じように写真の加工や動画の編集もできるので不自由はしない。
次にリンク機能。自分が面白いと思った記事や、画像、動画のリンクなど全てを検索でき、共有できる。
他にも自分の好きな曲を共有でき、友達は皆Vero上で聞くことができる。また、映画も本も検索すれば全部出てくるので自分が見たもの、読んだもの、好きなものをすぐに探し出せる。
他にも自分が今いる場所の共有も可能。自分で写真を取っていなくても、検索機能で良い写真を持ってくることができる。
と、まあこんな感じで使い方はすごく簡単!では、ここから「共有」の何が違うのか!を解説。
共有の仕方のここが違う!
例えば曲を共有することにしよう。最近すごくハマってるRADWIMPSさんの曲を選択。ここではオススメするか、オススメしないか、視聴するかという項目を選択できる。本の場合は今読んでいる、読み終わった、などの項目も出てくる。
コメントをし終わったら、右上のNextボタンを押す。すると、
以下の四つのカテゴリーが表示される。
- ダイヤモンド – Close Friends (すごく親しい友達)
- 人マーク – Friends (普通の友達)
- 握手マーク – Acquaintances (顔見知り、知り合い)
- 望遠鏡マーク – Followers (フォロワー)
これを選択し、共有することで選択した人たちにしか共有されない。
これだけじゃない!
自分プロフィール写真すらもすごく親しい友達、普通の友達、知り合いの三つに分けることができる。
すごく親しい友達の時はおちゃらけた写真、普通の友達は犬の写真、知り合いには何も表示しないということもできるのだ。これは面白い。確かに身内にしかわからない、共有したくない写真をプロフィール写真にしたくなることもある。
さらに。友達から申請が来たら、その人をこの3つの(Close friends, Friends, Acquaintances)カテゴリーに分類することが可能。
いちいちめんどくさいかもしれないが、こういうこともしっかりやることは大切な時代になって来たので、自分の今を共有するにもこうやって自分の友達を分けられるのはすごく良い。
今回は友達申請の仕方などはInstagramとほぼ同じなので省かせてもらいます。ぺこり
Veroの共有機能を体験してみて
確かに自分で共有できる人、できない人を選んだり、共有に制限をつけポストするという点は良い。もし嫌いな人がいればなるべく見れないようにできるから。それに、特定の人にだけシェアしたいと今のSNSにはないニーズに上手に答えられており面白い。プライバシーを考え始めるミレニアム世代からすると安心のSNSかもしれない!
Veroに関する面白い事実
Veroは2015年からApple Storeにあった。その後Androidでも使用できるようになり、最近になって一気に人気が爆発。2018年2月中旬までは150Kダウンロードだったが、中旬から3月はじめにかけて3Mダウンロードという驚異的な伸びの数字を獲得。
Generation Z世代が多いのかと思えば、使用している年代は20~40代のミレニアム世代以降の人たちが多い。この大人な落ち着いたダークなUIもそうだが、共有機能の安全性から、ミレニアム世代が食いついたのかもしれない。
まとめ
このVeroは本当に最近爆発しているもので、すごく面白い。また違う時に、ビジネスの観点でVeroを使ってブログを書こうと思いまっす。
今までのソーシャルメディアとはまた違ったアプリですので、皆さんも触ってみるのは面白いかと思います!これはまたUIなどのデザインも変わってくるのでは?っという感じがしました。うむ
それでは今回はこの辺で。
ではでは〜
yoshiko
ちなみに...
Generation Z世代とは...
1990年の後半から2005年ごろに生まれ、今現在ティーンエイジャーにさしかかっている世代のこと。日本語ではZ世代というそう。このGen Z世代の購買力はアメリカで440億ドルにも達したと言われている。ということは、どの企業もこの世代が何を欲しがっているのか、どのような思考なのかを知ることが成長戦略、マーケティング戦略を考えるのに必要な鍵となっている。
参考にした記事
Veroは“友だち”の概念をリアルに現実的にしたいと志向するアンチFacebookの新型SNS | TechCrunch Japan
ヘルスケアのインキュベーターとアクセラレイター 11社
すごく久しぶりの投稿になります。
今回は私の興味があるヘルスケア分野のアクセラレーターとインキュベーターをまとめてみようと思います。(自分の知識の為にも...!)
アクセラレーターとインキュベーターとは?
まずはじめにアクセラレーターとインキュベーターとはなんぞや?ってなる方が多いかと。二つとも方向性が似ているようでやり方が少し違います。
方向性は起業家やスタートアップが成長、成功するための機会を、情報を、教育を提供するということ。しかしやり方が少し違います。
アクセラレーター
名前の『アクセラ』という言葉から想像ができる通り、アクセルをかけるということ。つまり、すでにある企業や事業を促進させるビジネスの拡大に力を入れる場所です。
インキュベーター
一方でこちらはイノベーションに力を入れており、斬新的で革新的なアイディアを形にするためのビジネスモデルや、会社を構築する場所です。
さらっと説明しましたが、もっと詳しく知りたい方は下の記事がすごく為になりますので、こちらを参照ください!
さて、二つの違いがわかったところで、ヘルスケアで有名どころなアクセラレーターとインキュベーターについて書きまっす!
ヘルスケアスタートアップのインキュベーターとアクセラレーター - 11社
毎年$20Kの投資をHealthcare IT Companyの20社にする。選ばれた20社は3ヶ月間メンターと一緒に会社や個人のゴールを達成していく。メンターは資金調達、ビジネスデベロップ、セールスピッチなどに関してのプロフェッショナルが多く勢揃いしている。卒業してもしっかりとしたヘルプをしてくれる。
DreamitはForbsの"The Best Startup Accelerator 2017" にも選ばれた会社。ビジネスの成長の手助けをしてくれたり、沢山の製薬会社などとのコネクション、投資家などとのコネクションを作ってくれる。他にもビジネスデベロップを集中してみてくれたり、ファイナンスについても手厚い手伝いをしてくれる。
2011年に設立され、アメリカで初めて医療に特化したアクセラレータープログラムを開始した会社の一つ。従来のインキュベータープログラムはもうすでにやっていないが、市場にある製品や、プロトタイプをもつ初期段階の企業を対象に、デジタルヘルスソリューションの開発に専念できる5日間のシカゴスタジオを毎年開催している。この5日間でアメリカだけでなく、各国のヘルスケアリーダーや各業界の創業者などとのコネクションを作る場所を作っている。
Health Wildcattersはシードステージ前のヘルスケアアントレプレナーとスタートアップへ12週間のプログラムを提供している。 アクセラレーターはメンターとして、アドバイザーとして、戦略的リソースを提供し、ビジネスデベロップの手伝いをしてくれる。Health WIldcattersはデジタルヘルス、ヘルス、IT、医療機器、医薬品および、診断に焦点を当てたスタートアップをサポートしている。
MATTERはヘルスケアスタートアップのインキュベーターであり、ヘルスケアおよび、ライフサイエンスのエントレプレナーと業界のリーダーを25,000平方フィートのスペースに集めている。特徴的なのは、外来患者の環境を再現することが可能なAmerican Medical Association Interaction Studioを持っているため、医療機器に必要な道具なども全て揃う。また、医療機器だけでなく、診断などの実践的なトレーニング教育シミュレーションセンターと提携して構築された高性能シミュレーションシステムを完備している。
MedStartrはもともとHealth 2.0 NYCのmeetupで創業者のAlex Fairと元KickStarter共同設立者がパートナーシップとして生まれた会社。MedStartrは2016年7月にプラットフォームを設計し直したことで、自動的に製品を、成長させるサービスを提供し始めた。そのサービスはイノベーターがすでにある自社製品をより迅速に、持続的に市場に投入できるようにするものである。
New York eHealth CollaborativeとNew York Cityのパートナーシップ基金が共同でNew York Digital Health Acceleratorプログラムを運営している。早期および成長段階のデジタルヘルスケアスタートアップ向け。アクセラレーターは主にケアコーディネーション、患者への関わり方、ワークフロー改善の技術製品を開発する企業に焦点を当てている。参加企業は様々な医療機関、医療投資家の上方部からフィードバックや指導を受けられる。
Rock Healthはウェブとモバイル技術を通じて健康に焦点を当てた起業家のための非営利団体。シードファンドのために、資金調達、市場参入計画、顧客開発、契約、価格設定、マーケティング、広報など、ありとあらゆるものをサポートしている。また、Rock Health自体、多くの企業と提携をし、ポートフォリオ企業に戦略的な洞察とリソースを提供している。
Startup Health は何千もの医療起業家に投資をするという使命の元、ワシントンD.C.のHealth Datapaloozaで2011年に設立された。 毎週、また四半期にコーチング、メンタリングをすることで、マインドセットとValue Creationを設定することを重点に置いている。戦略パートナーとしてAON、Aurora Health Care in Milwaukee、Cleveland Clinicがある。
StartX Medはスタンフォード大学のテクノロジーアクセラレータープログラムを提供している。医療および、バイオテクノロジーのスタートアップと連携するように設計されている。シリコンバレーの中心にあり、世界のスタンフォードが設立していることもあり、シリコンバレーの指導者が電話でのアドバイス、講演会や非公開会合を通じて指導などを提供している。プログラムの卒業生はベンチャーキャピタルやGoogleベンチャーずのような企業から資金を調達し、Twitter、Dropbox、Appleなどに買収されるケースが多い。
Techstars Healthcare Acceleratorはロサンゼルスに拠点を起き、Cedars-Sinai Medical Centerと協力をし、患者さんへのケアを改善する最新技術に焦点を当てた医師、研究者を支援している。参加者はCedars-Sinaiから12万ドルの投資とメンターを得られる。またTechstarsの起業家、投資家、企業パートナーのネットワークにアクセスすることも可能。
こちらの記事を参考に書かせていただきました。
まとめ
いろんな形のインキュベーターやアクセラレーターがあります。また、ヘルスケアはやはりアメリカでは東海岸の方が活発みたいですね。上の12社以外にもあるのですが、やはり東海岸の方が多かったです。そもそも東海岸はヘルスケアスタートアップが多く、活発なんだとか...。
もしヘルスケアのスタートアップで海外進出、海外からの投資を考えている方は是非上の12社をチェックしてみてください。皆さんにあったいい条件のインキュベーターやアクセラレーターが見つかると思いますし、アメリカのFDAに関する情報はもちろんいろんな情報を貰えると思います!(日本から海外はすっっっっっごく難しいですが...)
では、次も違うことでまとめてみようと思いまっす!
yoshiko